クラウドERPシステム【MA-EYES】

MA-EYESはどんな企業に向いている?
IT業界に特化した業務管理システムの特徴と活用シーン

はじめに

業務管理システムを検討する際に、「自社に本当に合うのか?」と迷われる方は多いのではないでしょうか。 この記事では、IT業界やプロジェクト型ビジネスに特化したMA-EYES V ver.について解説します。

「MA-EYESがどのような企業に向いているのか?」を具体的な特徴や事例を交えてご紹介します。導入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

導入満足度の高いMA-EYES

MA-EYES(エムエーアイズ)とは?

MA-EYESは、商談管理・見積・受注・工数・勤怠・請求・購買・経費・入金・支払など、業務全体を一元管理できるクラウド型の業務管理システムです。 以下のような特長があります。

  1. IT企業・受託開発・SES事業・コンサルティングなどプロジェクト型企業に特化した機能設計
  2. プロジェクトごとの原価管理に強い
  3. 複数プロジェクトの収支の進捗をリアルタイムで把握可能
  4. 柔軟なカスタマイズ対応で、自社の業務フローにフィット

日々の業務の効率化だけでなく、内部統制の強化・属人化の解消・法令対応といった面でも多くの企業様に導入いただいています。


ノーコードで利用できる機能が充実

MA-EYESはベンダーに依頼することなく、プログラミングの知識不要で設定できる機能が多数ございます。一部抜粋して紹介します。

帳票テンプレート機能

MA-EYESでは請求書、見積書といった各種帳票をワンクリックで出力することができます。帳票テンプレート機能は、それらの帳票の出力テンプレートをエクセルで自由に設定することができる機能です。
複数設定したものの中から選んで出力ができるため、例えば顧客ごとに専用のフォーマットで請求書を出力する必要があるといった場合に、追加費用をかけることなく対応できます。

帳票テンプレート機能

画面項目追加機能

画面項目追加機能は、MA-EYESの主要な画面に項目を追加できる機能です。
追加できる項目は、添付ファイルの追加、日付、ラジオボタン、チェックボックス、テキストエリアなど多岐に渡ります。
追加した項目は、各検索画面にも表示されます。例えば、見積画面に「地域」という項目を追加した場合、見積一覧画面(検索画面)にて「地域」で検索ができます。

標準機能で管理項目に不足がある場合には、こちらを活用することができます。

画面項目追加機能

汎用分析

汎用分析は、行・列・値をそれぞれ自由に設定し、見たい角度から帳票を作成することができる機能です。 作成した設定は保存しておくことができるので、繰り返し利用できます。

汎用分析とは別に、データーベースから直接データをSQLで抽出・出力し、さらに自由度高く帳票を出力できる「汎用データ出力」という機能もあります。

汎用分析

汎用ワークフロー

ワークフロー付きの画面を自由に作成できる機能です。例えば、「住所変更申請」などを作成し、住所変更日や、旧住所、新住所などを登録することが可能です。 承認フローも自由度高く設定することができます。

汎用ワークフロー

カスタムマスタ

マスタ画面を作成できる機能です。作成したマスタには、任意でワークフローも設定できます。例えば、「PC管理台帳」というマスタを作成し、OSやメーカー、利用開始日などを登録することなどが可能です。作成したマスタは、一覧画面(検索画面)も作成されます。

これにより、標準機能にないマスタもMA-EYES内で管理が可能です。

カスタムマスタ

自由度の高いMA-EYES

MA-EYESの最大の特徴はその自由度の高さです。
カスタマイズがしやすい基盤のもと構築されているため、自由にカスタマイズができます。また、選択肢が多く貴社に合った柔軟なご提案が可能です。

他社製品との連携

MA-EYESは他社製品との連携もしやすいことが特徴です。
現行の会計システムとの連携や、勤怠システムとの連携など、連携対象の製品をお伺いし、ファイル連携、API連携などご提案いたします。
会計システムでは、標準機能にて連携できるものもございます。

他社製品との連携

必要なものだけ選べるモジュール

MA-EYESは豊富な標準機能を備えており、必要なもののみを導入することが可能です。
また、最初は機能を絞って導入し、段階的に導入をしていくことも可能です。

MA-EYES V機能一覧

選べる導入形態

MA-EYESは導入形態が3つございます。

MA-EYES SaaS

MA-EYES SaaS

クラウドでご利用いただくバージョンです。基本的に標準機能のままお使いいただくもので、豊富なオプションをご用意しています。
ご利用人数は100名様未満を想定し、利用人数と利用モジュールによって金額が決まります。
料金についてはダウンロード資料よりご確認ください


MA-EYES SaaS+

MA-EYES SaaS+

SaaS+はクラウドサービスでありながらカスタマイズができることが特徴です。 一般的なクラウドサービスは、自社主体で導入を進めることが多いですが、SaaS+では、当社(ベンダー)主体で導入を進めるため、稼働に不安がある場合などにオススメです。 初期費用と月額料金でお使いいただきます。ご利用人数とご利用モジュールで費用が変わります。
参考価格についてはダウンロード資料よりご確認ください
※実際には要件をお伺いし、お見積りさせていただきます。


MA-EYES 一括

MA-EYES

一括は、ライセンス買取型のバージョンで資産として計上されます。
セキュリティ要件が厳しく、自社にてセキュリティを管理したいという場合にはこちらがマッチします。自社サーバーを持ちたくない場合は、サーバーホスティングでのご利用も可能です。

自由度高くカスタマイズができ、自社の業務フローに合わせることも可能です。
初期費用と年間保守費用にてご利用いただきます。利用人数によって料金が変動しないため、今後従業員数を増やしていく予定がある企業様にオススメです。
参考価格については ダウンロード資料よりご確認ください
※実際には要件をお伺いし、お見積りさせていただきます。


MA-EYESが向いている企業の特徴

SES(システムエンジニアリングサービス)を展開する企業

SESビジネスでは、契約形態・作業内容・請求条件などが複雑で、手作業による管理に限界が生じやすい業態です。

MA-EYESは、勤怠・工数・契約情報をもとに、請求や給与データを自動生成します。
プロジェクトごとに上限・下限・超過・控除の設定が人員別にでき、実際の稼働時間から、請求額や外注の支払額を計算することができます。
契約〜工数〜請求までを自動連携することで、人的ミスや確認作業の工数を大幅に削減できます。

工数から情報遷移

受託開発やコンサルティングなど複数プロジェクトを抱える企業

案件を同時にいくつも進める中で、プロジェクトの状況をリアルタイムで把握するのは容易ではありません。利益に対して、現状どのくらいの原価(工数・経費・外注費など)がかかっているのかが見えないと、プロジェクトが閉まってから赤字であることが判明するということも起こりえます。
MA-EYESでは、プロジェクト単位の原価・利益・進捗をリアルタイムで可視化できるため、赤字プロジェクトを早期に発見し、リソース調整などの対策がしやすくなります。

リアルタイム収支管理

Excelや複数のツールで業務管理している企業

Excelや個別ツールによる業務管理は、多重入力による転記ミスや集計作業の負荷が大きく、情報が分断されやすいという課題があります。 MA-EYESなら、情報が1つのシステムに集約されるため、社内全体で同じデータをリアルタイムに共有でき、経営判断の早期化に貢献します。

一元管理

中堅・中小規模のIT企業で、コストを抑えつつDXしたい

中堅・中小規模のIT企業で、コストを抑えつつDXしたい

MA-EYESはカスタマイズがしやすい基盤のもとに構築されており、システムの柔軟性が高いことが特徴なので、業務の複雑性に対応でき、かつ運用のしやすさも両立します。必要な機能を段階的に導入できるモジュール式で、システム導入のハードルが高すぎず、コストを抑えて導入可能です。また、IT業界特化のため、自社業務にマッチしやすいです。

MA-EYES V機能一覧

MA-EYESのお客様事例

MA-EYESの導入事例をご紹介します。

株式会社インターネットイニシアティブ様(情報通信業)

株式会社インターネットイニシアティブ様

これまではマスタデータが重複しているため情報の登録更新の際に、複数システムのマスタデータにおいて変更作業が発生し、チェックリストを作成して確認作業を行っていました。今回のデータの一元管理で、これまでの多重入力・管理の手間が解消され、作業効率を図ることができました。
これまで作成するのに膨大な時間のかかっていたレポート等も、今はMA-EYESに情報が集約されたため、ボタン1つで確認、出力できるようになりました。
株式会社インターネットイニシアティブ様事例記事はこちら


テックファーム株式会社様(情報通信業)

テックファーム株式会社様

MA-EYES導入によりプロジェクト単位でスピーディな収支状況の把握と工事進行基準に対応した売上計上を実現しました。導入前に比べ、営業事務の作業ボリュームを三分の一へ削減し、経理の月次締め処理作業を一日短縮しました(5日→4日)。
テックファーム株式会社様事例記事はこちら


株式会社カジマアイシーティ様(ITサービス業)

株式会社カジマアイシーティ様

MA-EYES導入の1年後に実施した導入効果に関する社内アンケートについて、全体の85%のユーザがMA-EYESは業務効率化(同一項目入力手間削減:コピー機能、データ一元化、購買支払いの連動、などを挙げた)に貢献したと回答しました。また、全体の7%が収支管理の厳格化に(業務手順と承認プロセス、見積作成時の原価把握、プロジェクト別予実対比表)、同じく7%が内部統制の向上(ワークフロー、受発注手続きの一環化)に貢献したと回答しました。
株式会社カジマアイシーティ様事例記事はこちら


株式会社システム情報様(情報通信業)

株式会社システム情報様

また、管理職と事務担当者を対象に、導入後の定性的効果および定量的効果についてヒアリングしたところ、全員が「MA-EYESを導入してよかった」と回答しました。各管理職が実感する導入効果として、「プロジェクトリーダに業務分散でき業務負荷が改善した」、「プロジェクトリーダのコスト意識が高まった」などの意見がありました。
株式会社システム情報様事例記事はこちら


SESビジネスの事例

株式会社クリエイト工房様の導入事例
FutureRays株式会社様の導入事例


MA-EYESが“あまり向かない”ケース

製造業などの生産管理が必要な業種
MA-EYESは、生産管理の機能を持っていないので、製造業には向いていません。

小売業などの在庫管理がメインの業種
MA-EYESには在庫管理の機能はありますが、プロジェクトに紐づく簡易的な販売(例えば、システム導入時にサーバーを一緒に販売する)の在庫管理を想定しております。そのため在庫管理がメインの小売業などは向いていません。

ガントチャートなどで工程管理がしたい企業
MA-EYESは“収支の”プロジェクト管理に特化しています。ガントチャートなど工程管理の機能は備えておりません。


MA-EYESが選ばれる理由


自社に合うか迷ったら、まずはご相談ください

MA-EYESは、IT企業やプロジェクト型ビジネスを支えるために設計された業務管理システムです。 もしご自身の会社がこの記事でご紹介した内容にあてはまるようであれば、MA-EYESは有力な選択肢になり得ます。
「自社に合うのか分からない」「一度話を聞いてみたい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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