2009年4月1日以降に開始となる会計年度から受注制作のソフトウェアや制作物について上場・非上場や企業規模に関わらず適用が原則義務付けられた「工事進行基準」について、MA-EYESでは以下のように対応しています。
工事進行基準に対応する標準機能
予算設定
プロジェクトに紐づく原価予算(労務費、外注費、経費、間接費)の計画作成を行うことができます。費目単位で経費予算を組むことができます。
売上計上基準の設定
プロジェクト単位で売上計上のタイミングを、完成基準(検収基準)または進行基準に設定ができます。
労務費の計上
単価マスタに設定済みの予定単価と、作業実績に入力された作業実績時間により、予定労務費の計上を行うことができます。
労務費以外の費用実績の計上
事前の購買申請や、立替・仮払の申請・精算などの様々な費用計上を行うことができます。また計上された費用はプロジェクト毎に管理ができ、プロジェクトの原価実績管理を行うことができます。また間接費等の共通経費は、定義した配賦基準に基づき各プロジェクトに配賦することができます。
グラフィカルなレポートとプロジェクトの進捗管理
原価予実対比と進捗率の把握
プロジェクト毎の原価の予実対比と進捗状況に応じた売上・利益の把握ができます。プロジェクトの予実の乖離を確認できます。
グラフィカルなレポート出力
原価の予実対比や原価の累積を、棒グラフや折れ線グラフでグラフィカルに表示します。
進行基準売上の把握および計上
進捗率に応じた進行基準売上の把握
進行基準売上、進行基準売掛金残高、受注損失引当金、進捗率などを一覧で確認できます。組織単位、受注状況、プロジェクトの進行ステータス等の様々な検索条件により一覧表示をすることができます。また進行基準売上を損益計算書に表示することができます。
仕訳データの生成
プロジェクト確定により、確定月の進行基準売上仕訳を生成することができます。なお完成基準のプロジェクトに関しては、製造原価仕掛計上を行うことができます。