2006年6月に金融商品取引法が成立し、2008年4月1日以後開始する事業年度によりすべての上場企業を対象に、内部統制の導入、報告、監査が義務づけられました。クラウドERPシステム MA-EYESは業務処理統制を以下のように対応いたします。
アクセスログ記録機能
ファイル等の操作ユーザ・操作日・操作種別のアクセスログを管理します。
誰が、いつ、どこから、どういう操作をしたのか、という記録を残すことにより、不正行為などをチェックすることが可能です。
連番管理機能
プロジェクトデータ・経費データ・会計データ等の番号を紐付けて管理することができます。
また、それぞれの番号を自動採番する番号管理の機能も提供しています。これらはデータの「網羅性・正確性」を保証します。
仕訳データ出力機能・ジョブ管理機能
システム内で承認された売上・経費データを仕訳データとして出力し、また、仕訳データを出力する日時及び場所を指定できます。
権限設定機能
ユーザごとに機能別の閲覧・入力・変更・登録出力などの権限を設定します。
ワークフロー機能
承認タイプごとの承認パスの設定や各機能ごとに申請・承認の仕組みを設け、申請・承認の履歴を管理します。
一度承認されたデータを変更する場合は、不正に変更されることを防止するため再度申請を行う必要があります。
入力チェック機能
入力の必須項目やエラーロジック、また、データのテキスト入力に代えて、プルダウンによる選択形式にするなどの設定を行います。
これらはデータの正確性を担保します。
履歴管理機能
データの変更履歴や帳票発行履歴等を確認することができます。
マスタ管理機能
関連するマスタ情報間の整合性が確保されています。また複数のシステム間で共通して使用するマスタをシステム毎に管理するのではなく、共通マスタとしてMA-EYES内で一元的に管理し、利用します。