日本信号株式会社様のシステム開発事例を紹介いたします。
【ポイント】
日本信号株式会社は、1928年の設立以来「安全と信頼」の優れたテクノロジーを通じて、鉄道信号システム・道路交通信号システムや、駅務自動化システム・駐車管理システム等、主に社会に不可欠な交通インフラを支えるシステムを製造・販売しているメーカーです。
当社が開発・製造しているシステムは、お客様や案件によって仕様が各々異なり、個別設計の要素が多く設計コストの低減及びリードタイム短縮が課題となっていました。
予めモジュール・標準化設計を行いBOM情報として登録し、提案及び仕様確定や業務遂行に活用する。
また、業務の中で新たに生まれるノウハウをナレッジDBに蓄積して今後の業務に活用するというサイクルを回す。
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このような状況から、次の点を狙いとしてハード゙ウェア設計に関する情報を一元管理するシステムを先行して2006年4月に構築を行いました。
今回、このシステム及び考え方をベースとしつつソフトウェア固有の要件も考慮に入れ、ソフトウェア設計に関する機能拡張を行いました。
ソフトウェアBOMの開発では、アジャイル開発を元に、基本機能の動作確認をするベータリリース、おおよその機能の動作確認をする仮リリースを行いながら仕様を確定していく開発手法により、短納期での導入を実現した。
(基本機能の仕様が固まっていた既存機能との連携についてはベータリリースを行っていない)
※アジャイル開発とは・・・要求仕様の変更などの変化に対して機敏な対応でき、顧客に価値あるソフトウェアを迅速に提供することを目的とするソフトウェア開発方法論の総称
アジャイルとは「すばやい」「俊敏な」という意味の英単語
【担当者コメント】
日本信号株式会社
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