クラウドERPシステム【MA-EYES】

コラム「企業経営よもやま話」

J-SOX法及び内部統制とは

ここでは、J-SOX法及び内部統制についてご説明します。

J-SOX法の正式名称は金融商品取引法といいます。また、SOX(サーベンス・オックスレイ)法は、2000年代に入り米国で巨額の粉飾決算が続発したため、財務報告システムの健全化、株式市場の信頼回復・正常化を目指して米国で2002年に制定されました。 日本でも米国と同じような粉飾決算が起きる様になりまして、2009年3月決算から導入されることになっています。

J-SOX法の対象会社は、上場企業、上場関連会社になります。

日本でも米国同様に財務報告システムの健全化、株式市場の正常化とその維持を最終目的としていて、各企業の不正防止が目的になります。

内容は、経営者自らが内部統制を整備すること、その有効性を自己評価し、報告書(財務諸表)を作成すること、そしてその評価を第三者の監査人(公認会計士など)が評価監査することでその正当性を証明することです。

内部統制とは

内部統制を実行する上で、まず全体の業務を効率よく機能できる様にします。次に財務報告の信頼を確保し、財務諸表を明確にします。そして経営者自らが社内規則を作り、不正を起こさせない環境を経営者が提供します。最後に企業の資産を計画的に活用することによって業務の効率化を図ることをします。

財務諸表を明確にする際に、IT導入している企業が増えていて、ITで業務アプリケーションを作成しています。ITを使った業務アプリケーションは、企業活動の核となるシステムであり、財務報告に直結するシステムで、内部統制の要素すべてに関係する重要な存在です。業務システム上で必要な機能は内部統制を行う上で必須の機能となります。

30日間無料トライアル 資料ダウンロード