1. ERPとは

こちらはビーブレイク業務システム研究室です。

今回のテーマは、「ERP」について。

そもそもERPとは、Enterprise Resource Planning(企業内の資源を計画すること)の略のことです。
企業が保有しているヒト、モノ、カネ(他にも情報など)の経営資源を有効活用するための計画を立案する概念や手法のことを差します。

この概念・手法を実現するために、パッケージソフトウェアとして提供されているのがERPパッケージ、ERPシステム、ERPソフトなどと呼ばれますが、このソフトウェア自体をERPを言うことも多いです。

ここでも、ERPを実現するためのパッケージソフトウェアのことを「ERP」と表現したいと思います。

世の中でERPとして提供されているERP製品の多くの特長の一つに「会社における様々な情報を一元的に管理することができる」という点があります。

そのことを説明するために、まずは下の図をご覧ください。

会社内には多くの部門が存在します。部門毎に求められるミッションは異なり、必要な業務は当然異なります。そこで各部門は自部門の業務に役に立つシステムを個々に導入します。すると会社内にたくさんのシステムが乱立する状況が生じます。この状況を下の図は表わしています。

別にこのような状況でも業務がスムーズに回っているのであれば問題ありません。

ただ一般的に会社が大きくなると、色々な問題が発生することがあります。例えば、営業部門から経理部門への情報が伝わらず請求漏れが発生するなど部門間を跨った情報がうまく伝わらず業務の漏れが生じてしまったり、取引先が移転した場合に、その取引先に関係する部門がそれぞれ住所情報を変更するなど同じような処理を複数部門で行っていたり、経営者が経営判断する際に自社の状況を見たい場合に各部門の情報を取りまとめて分析帳票を作る必要があり、その作業に時間がとてもかかるなどが起こることも。

そこで今度はこちらの図をご覧ください。

こちらはERPに関する機能群をシンプルに図式化したものです。矢印は情報の連携を表しています。

部門担当者は自分の業務に必要な機能を使って情報を入力すると、その情報を利用して別部門の担当者が業務を行うことができます。また、経営者が見たい情報をERPからすぐに取り出すことができるようになることもあります。システムが部門毎にバラバラだったときの上記のような問題が解決できるわけです。

つまりERPにより情報が一元管理され、そのことにより業務の効率化や情報の見える化の実現が期待されています。

今回はここまで!
次回もよろしくお願いします。

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