クラウドERPシステム【MA-EYES】

ERP導入事例

株式会社久保田情報技研様

SaaS型パッケージの導入、事務コスト削減
業務の集約化、見える化

いつでもどこでも利用できるSaaS型ERP「MA-EYES」の導入により事務コスト削減と、プロジェクト情報の一元化によるプロジェクト毎の売上/原価の予実進捗状況が把握可能になった株式会社久保田情報技研。今回のシステム導入について株式会社久保田情報技研 代表取締役 久保田俊雄氏にお話をお聞きしました。(2015年1月現在)

株式会社久保田情報技研様

久保田 俊雄氏

システム導入することになった経緯を教えてください

導入前は自社開発の「キリン」という名のシステムを使用していました。この名称は肉食動物に絶えず狙われている草食動物の中で、広い視野と高い警戒力を持ち備えた動物「きりん」に由来し、社会の状況や市場環境の変化を適切に捉え、的確に対応していきたいという思いを込めて名付けました。このシステムでは、受託開発案件プロジェクトの管理や顧客への請求書の発行、タイムレポートの管理業務を行っていました。スクラッチで開発したシステムであるため使いやすいシステムでした。

しかし事業拡大に伴い、案件や顧客ニーズが多様化し新たな業務要件への対応が必要になってきたことを契機に、業務の様々な情報を一瞥しただけで把握できる仕組みを要望する声が社内で上がり始めました。

これまで通り自社開発でシステムを構築することもできましたが、この機会に低価格で導入・運用が可能なパッケージ利用に切り替え、社内システムに投入していたリソースは社外向けの主力業務に集中させていく決断をしました。

MA-EYESを選ばれた理由はなんですか

MA-EYESのプロジェクトの考え方が当社の考え方と近く、これにより従来の業務プロセスとの親和性が高く、新システムへの移行がしやすいのではないかと思いました。

またMA-EYESがSaaS型のシステムであることも重要なポイントとなりました。当社は分散型オフィスの実現に向けた業務改革を進めているため本社だけでなく離れた事業所でもWEB経由で利用できるということが必要不可欠でした。

それ以外にも、段階的に導入できる拡張性を備えている点も良かったです。新システム導入をスムーズに行うために、試行的に必要最小限の機能から始め、ユーザの導入作業を確認、問題点などを認識した上でカスタマイズや導入範囲を広げるといった段階的な導入で進めていくことにしました。

MA-EYESで実現できるようになったことについて教えてください

[システム概要図]

担当者による入力が終わると各種帳票に反映され簡単に出力できる。システム開発業における請負契約、準委任契約など様々な契約形態に対応している。

※詳細は画像をクリックしてご覧下さい

システム概要図

[業務フロー]

営業担当者はプロジェクト見積情報を登録後、MA-EYES上で申請を行う。上長により承認されると見積書が出力できる。その後、受注するとMA-EYES上で契約情報の登録やプロジェクト要員のアサインなどのプロジェクト計画を行う。プロジェクトが始まるとプロジェクトマネージャーが進捗管理をする。プロジェクトが完了したら請求書を出力する。

※詳細は画像をクリックしてご覧下さい

業務フロー

導入効果と今後の展望を教えてください

各拠点の様々な環境でスマートフォンやタブレット端末といった各種デバイスで使用でき、いつでもどこでも会社の状況が把握できるようになりました。自社開発からSaaS型の製品の利用により専任のIT担当者が不要になり運用コスト削減を図ることができました。プロジェクトに関する情報が一元化され、プロジェクト毎の売上/原価の予実進捗状況を把握できるようになりました。プロジェクトを整理し見える化したことにより業務改革の一つのきっかけとなりました。

今回はプロジェクト見積作成から受注、請求までの営業管理やプロジェクト管理の業務改善を中心としましたが、次フェーズでは経費や売上実績管理などの業務改善を計画しています。

将来的に現在使用しているグループウェアを撤廃し、MA-EYES+Office365といった一元化されたクラウド対応の分散型オフィス環境を整備していきたいと思います。

株式会社久保田情報技研様

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株式会社久保田情報技研様
株式会社久保田情報技研

※上記内容はインタビュー時点の情報に基づき作成されています。

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