中堅建設会社
運用コストの大幅削減を実現と工事原価のリアルタイム把握
企業データ
従業員数:165名 / 売上:二十数億円 / 拠点数:3拠点
導入の背景
導入前はホストコンピュータを利用し、自社に情報システム部門がないこともあり、多額の運用費用がかかっていた。また、特定のベンダーに依存した運用体制だったことがあり、機能追加や欲しい経営情報を取得するレポートを作成するたびに多額のカスタマイズ費用をベンダーに支払っていた。そこでオープンな技術を採用した自社業務にあったパッケージソフトを検討することになった。また、工事原価の把握に時間がかかるという問題もあった。これまで支店担当者が表計算ソフトを使って工事原価帳票を作成し、紙に印刷、決裁を行い、その後本社管理部門がそれらの紙を集めてシステムに入力していたため、工事原価の把握に時間がかかっていた。
採用理由
当社では一定規模の工事は工事進行基準で会計処理をしており、MA-EYESは工事進行基準に対応していた。それに加えて建設業特有の予算管理や各種資材管理、作業実績管理、契約管理に対応していた。また、以前はシステム外で管理していた互助会、協同保険の掛け金回収をMA-EYES上でできるようになることも他のベンダーにはない特徴だった。サーバ運用については、クラウドサービスを利用することで以前に比べると運用費用が大幅に削減できる提案だった。またMA-EYES上で様々な情報を一元管理できるので、これまで時間がかかっていた工事原価をリアルタイムに把握できるという提案も重要なポイントのひとつだった。これらを総合的に評価しMA-EYESを採用した。